|

2007年3月アメリカ中西部の都会、まだ冬模様のシカゴで、
ASA―NCOA共催の2007年次総会が開かれた。

その年次総会に先立って、第4回ブーマー・ビジネス・サミット“次は何か”も開催。
メトロライフ生命や半導体のインテル、フィリップスなどがスポンサー。
参加者は、ブーマー市場での事業機会を狙う。
(写真は、サミットで配られるプログラムの表紙)

「ブーマー達は何を望んでいるか、どのようなものを買うのか、
何をするのか、切望していることは、そして必要としていることは?」を
議論する初日のセッション。

ビジネスミーティングで質疑応答にならぶ人達。
シニアというのは好まれない言葉で、
「エルダー世代を表すよい言葉がない」というのは
アメリカも同じであるとパネラー達も言う。

質疑応答に答えるパネラー達。
高齢化が何処の国でも起きているグローバルであること、
様々な技術で生活の質の向上が期待できること、
長生きは、生活する財政基盤も長く健康に生きなければならないことだと
課題を整理。

ライフスタイルというタイトルで自著を掲げて議論する、異なる領域からの女性達。
“知力を維持せよ”とか“究極の力ある消費者はブーマーの女性である”など
力強い言葉が飛び交う。

伝統的退職をするなという本
「退職するな、自分の(心の)配線を変えよ」の著者であるパネラーと
ランダムに選ばれた参加者での昼食。
自己紹介、名刺交換などネットワークの場でもある。

サミット会議の最後に行われた“将来を見つけよう”と題した講演。
最も拍手が多かった。
27年間“革新:イノベーション”について語ってきたダブリン社社長のサイト
www.doblin.comへ行くと概要が覗ける。
 「年を取ることについてもう一度考えよう」と題するASA―NCOA総会。
2cmの厚さのプログラムが示すように、
医療・介護・ヘルスサービスなどの事業に従事する人達が集う学会でもある。

会場のホテルに設けられた展示会場。
ブースの数も限られ、消費者向け製品展示ではなく、
市場データ販売やプロ向けの情報サービスなどが中心。

展示会でもらえる最新の米国政府発行の厚生データのCD-ROM。
アメリカも高齢化社会に突入。

セッションは、テーマとパネラーのよって大・中・小に分かれている。
「クリエイティブな芸術により生涯学習を行う」ことの
脳活性の研究や事例報告の中規模の会場はほぼ満席。

セッションのテーマ一覧。
テーマは多岐にわたり、合計の件数は、1005件と膨大。
表をクリックすると、拡大画像をご覧になれます。

「いくつになっても脳は若返る」の著者
コーエン博士(前列右から二人目)も参加。
会場は9割近くが女性。
(コーエン博士については、「ライフ・レビューと回想法」のページを参照ください)

ホテルのスイートルームで行われた小規模のセッション。
参加者は、10-20人程度。
回想や人生を回顧する「自叙伝」の力を説くベス・サンダースLife Bio社社長。
 バルチモア大学で始めた「伝え渡す」という言葉
(Pass it onto)と年齢(Age)からパスエイジャー
(Passager)という造語の、年を取ってから文学作品を作る活動。

気温零下、雪も降るシカゴ。
このような会合を観光や旅行のハイシーズンではない時に開くことによって、
開催者のみならずホテルや地元にも経済効果という。
来年は首都ワシントンで開催される。
|